エギング界の定番エギとして知られるヤマシタ(YAMASHITA)の『エギ王K』シリーズが、2023年に10周年を迎えました!長年アングラーに支持され続けた理由は、その高い完成度と釣果実績にあります。本記事では、エギ王Kの《10周年記念モデル》の特徴や評判、釣果について詳しく解説します。
祝!2023年『エギ王K』10周年
釣具メーカーのヤマシタ(YAMASHITA)を代表する大人気エギ『エギ王K』は、安定したフォールが得意の言わば”釣れるエギ”です。
しかしエギ王Kが発売された2013年はダートアクションが得意なエギがトレンドで、「フォールの重要性」が浸透せず長年注目されてきませんでした。一時は市場からなくなる可能性もあったみたいでしたが、徐々にエギ王Kが持つ能力が広まり、現在ではエギ王シリーズの中でも最も歴史の長いエギとして君臨しています。
そして10年経った2023年の春に『10周年記念限定モデル』の2色と、秋に『マイスターズ エディション10周年記念限定モデル』の4色、合計の6カラーが限定販売されました。
パッケージも10周年限定の特別仕様で、コレクションとしても価値が高い!エギ王ファンなら必ず手に入れたいアイテムです。
全限定カラー紹介!初採用カラーがアツい
10周年記念限定モデルのカラーは、今までエギ王Kに採用されたことがなかったり、廃盤になってしまった復刻を望まれているカラーばかりが採用されています。従来モデルとは一味違うカラーリングで、視認性やアピール力が向上。限定カラーでないと釣れないシチュエーションもあるほど希少性が高いです。
今となっては通常ルートでは手に入らない商品になってしまったので、もし仮に釣具屋で見かけたら即購入しておく事をおすすめします。
10周年記念限定モデル(2023年3月発売)
『10周年限定モデル』の特徴は、「クリアボディ」を初めて採用している所です。ムラムラチェリーなど「ケイムラボディ」の搭載しかなく、よりナチュラルなアピールができるクリアボディはシビアな状況(春イカ・スレイカ)での攻略に大変貴重です。
また、ボディ内にオーロラカラーのインナーシートを採用している点も特徴で、シャクリなどのアクションを加えた時に、艶かしい光を放ちます。「クリアボディ+オーロラインナーシート」の組み合わせも過去10年一度もリリースされた事がない10周年限定にふさわしいカラーとなています。
① ゴーストプラウン(Z001)
エギ王Kの中で最もナチュラルにアピールできるカラー。日中のスレイカ対応カラーとして開発しています。使いたいシチュエーションとしては日中の澄潮時。水中にクリアボディが溶け込み、スレイカを警戒心の強い春イカを誘惑してくれます。
- 日中×澄み潮
- 春の大型アオリイカ狙い
- 警戒心の強いスレイカ攻略
② ラスティプラウン(Z002)
こちらも日中のスレイカ対応カラーとして開発されているので、日中の澄み潮の時に使うのが最適です。周囲の環境にクリアボディが溶け込むカラーリングなので、藻場や根周り等での使用がおすすめです。
- 日中×澄み潮
- 藻場、根回り
- 春の大型アオリイカ狙い
- 警戒心の強いスレイカ攻略
マイスターズ エディション(2023年11月発売)
マイスターズ エディションはYAMASHITAエギングマイスター川上英佑さんと柘植学さんが完全監修した10周年限定オリジナルカラーです。マイスターが望むカラーリングを実現した特別仕様のエギに仕上がっています。
③ 来たよオレンジ(Z003)
廃盤となってしまった「オレンジケイムラ(KM01 OKM)」を復活させたカラーです。ボディの上半分(背中側)にのみ金テープを入れることにより、視認性の高いオレンジがはっきり浮かび上がる仕様となっています。日中のサイトフィッシングやローライ時、曇天雨天など様々なシチュエーションで活躍できます。
- 日中
- 朝マズメ、夕マズメ
- 曇天、雨天
④ 来たよオリーブ(Z004)
川上マイスターが長年エギングをやり愛着のあるカラーがオリーブ。昔から多くのアングラーに支持されていた「オリーブ×赤テープ」がついに復活しました。差し色のオレンジはエギが手前にもどてきた際の視認性を高め、足元でのチャンスを逃さないために採用されています。深場攻略や夜、冬場の回遊待ちなどに最適な1本となています。
- 深場
- 朝マズメ、夕マズメ
- 夜
⑤ SUNSUN散歩(Z005)
「オレンジ+ピンク×金テープ」の組み合わせは、現行品の「キャロットゴールド」とよく似たカラーです。同じ組み合わせでもSUNSUN散歩の方は鮮やかな蛍光オレンジを採用しよりアピール力が高くなっています。そのため、カラーの派手さで他のアングラーに釣り負ける…なんて事がなくなるよう設計されています。
- 日中
- 薄い濁り
- オールマイティ
⑥ 夕闇散歩(Z006)
「紫+ピンク×赤テープ」は、昔柘植マイスター初めて企画したエギに採用した最も思い入れと実績のある組み合わせです。このカラーの実績がどれほど安定しているかを多くのアングラーは知りません。メインは名前の通り夕マズメ〜夜にかけてがベストです。
- 夕マズメ
- 夜
実釣報告|10周年記念エギ釣れます
まとめ
エギ王K10周年は、エギングファンにとって見逃せない記念すべきモデルです。今回販売された限定カラーは今後ラインナップされる可能性はかなり低いので、チャンスを逃さないようにしましょう。
ぜひ初心者からベテランまで満足できるエギ王K10周年記念モデルを手に入れて、今年のエギングをさらに楽しみましょう!
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